移住女子インタビュー

毎月一日カフェを5年間続けて、新たな挑戦【読み物/移住女子インタビュー6】

このライブ配信では、オキオカオーナーの高濱望が、生き生きと暮らしている先輩移住女子にインタビューをして、こんな生き方もあるんだ!と、これから移住したい女子にワクワクをお届けしていきます。

9月8日(火)20:00~ Facebookページでオキオカ移住女子インタビューライブ・第6弾を配信しました!

ゲスト:北條佑圭子さん
兵庫県淡路市出身。2013年に高知県へ移住。
四万十市のケーキ屋さんで働きつつ、月に1回、紅茶好きが高じて1日カフェ「Tea Roomこもれび」をオープン。今年で5年目。計47回のカフェを開催して地元のリピーターに愛されている。
ちらし制作などデザインもできるマルチな女性。
愛称は「ぴーちゃん」
https://www.facebook.com/komorebi25/

ライブ配信アーカイブはこちらで見れます↓


インタビュー内容の一部をご紹介します!

四万十にとりあえず半年…が、気がつけば移住してた

[佑圭子] 北條佑圭子です。普段は『ストローベイルSANKANYA』という四万十市西土佐にあるケーキ屋さんで働きながら、月に1回、自分の1日カフェをしています。

[望] 淡路島からこっちの四万十の方に来ることになったきっかけを最初にまず聞いてもいいですか?

[佑圭子] きっかけは、2011年に四万十の方でインターンシップがあって、1ヶ月くらい滞在して、インターン先に通いながら、廃校になった小学校で共同生活するんですけど、みんな一緒に。

[望] シェアハウスだね。

[佑圭子] まあそうですね。シェアハウスしながら、1ヶ月インターンしてたときに、こっちのことを知ったのがきっかけ。

[望] いなかパイプさんのインターンで合ってる?

[佑圭子] そうだね。ちょうど多分いなかパイプさんが始まったときくらいです。内閣府の事業で他の地域、三重県だったりとか徳島の方だったり、連携してやっていたみたいなんだけど、そのときは。

[望] あっちこっちで?

[佑圭子] そうそう。あっちこっち同じようなインターンがやっていたみたいで。

[望] その中で、ぴーちゃんは四万十を選んだ?

[佑圭子] うん、そうだね。高知県、四万十。

[望] それは何で?

[佑圭子] 私がそのときデザインの勉強をしていて、ここにデザイナーさんが居るんですけど、田舎なんだけどデザイナーさんが西土佐に(笑)。

[望] そうです、デザイナーさんが居ます。

[佑圭子] 当時、田舎でデザインしている人って、多分そんなに居なかった。今は結構色んな地域でされているんですけど、いなくて。デザインの仕事というとやっぱり都会のものなので、田舎でデザインって出来るのかなぁって。でも私は田舎が好きだったから、田舎でデザインって素敵! って思って、それでインターン行ってみたいなというのがきっかけで、だから、正直四万十がどこにあるのかあんまりわからないままに来た。

[望] 来たことも無かった?

[佑圭子] 来たことも四万十の方にはなくて。高知県には昔旅行で行ったことがあるんだけど、四万十川っていうのは何となく聞いていたけど、

[望] 地理の教科書とかでね。

[佑圭子] あんまりどこって言うのは、ちゃんと、前情報あんまりないままに来てしまってインターンは。すごくいいところで、それがきっかけです。

[望] 1ヶ月住んでみて、1回帰って。

[佑圭子] そのときは大阪で就職が決まっていたので、大阪で働いていたんですけど。

[望] デザイン関係?

[佑圭子] そうだね。デザインやっている会社なんだけど、そういう部署があって、会社の中に。で、そこで働いていたけど。

[望] そこは何年くらい?

[佑圭子] そこはそんなになかったですね。1年半くらい。

[望] そこから四万十に?

[佑圭子] そこからインターン先だったデザイナーさんが立ち上げた団体があって、今はやってないんだけど四万十住民プロダクションっていう団体があって、そこでデザイナーを募集していたので、半年くらいの期間限定の仕事だったんですけど、四万十のことがそのときすごい好きだったので、もう一回行ってみようかなと思って。

[望] 半年だけだとしても。

[佑圭子] そう。半年とかあんまり考えてなくて私も。

[望] 半年後どうしようとか考えなかった?

[佑圭子] 全然考えてなくて。とりあえず半年行ってみて、本当に何も考えてなくて、仕事終わったらちょっとカヌーでもやって遊んで帰ろうかな、くらいに思っていました、そのときは。

[望] いいね、そういう気軽さ大事だね。で、半年間だけの仕事があるからっていうので高知来たんだよね。そのとき家とかどうしたの?

[佑圭子] そのときは、家は廃校になった小学校に住ませてもらっていました。

[望] そういうのがあるといいよね。

[佑圭子] やっぱり中々すぐ来て、住むところも、空き家も中々すぐ借りれなかったりするし、荷物がいっぱいあってすぐに住める状態じゃなかったりとかがあるね。そういうとこがあったらすごい助かるなあ、助かりました。


[望] で、そこから半年間はそれをやるじゃない? デザインの仕事を。その後はどうしたの?

[佑圭子] その後は、3つ掛け持ちの仕事をしました、後の1年は。

[望] 何の? 聞いてもいいの?

[佑圭子] あ、大丈夫です。シークレットとかではない(笑)。1つ目は、今働いているストローベイルSANKANYAで、ケーキ屋さんですね。土日そこで仕事をして、あとデザインの仕事もやりたかったので、ちょうどそのときにストローベイルSANKANYAの母体が山間屋って言うんですけど、山間屋の代表のユミさんが、商品開発みたいなものをしていて、デザインもして欲しいみたいな声をかけてもらって。

[望] パッケージデザイン?

[佑圭子] そうだね。米粉サブレ―とかそういうのが、パッケージとかの、プライスカード、値札? 新しく作ったりとか。あと友達からも自分の活動の冊子を作りたいっていうお話があって、そういうのをしたりして。フリーじゃないですけど……。

[望] フリーデザイナー?

[佑圭子] デザインの仕事をしつつ、それだけだと食べていけないので、あとは役場でパートのお仕事をしていました。掛け持ちで3つ。

[望] 結構そういうパターン多いよね、意外と。今はうちのハルカちゃんもそうだけど。掛け持ちで何とかなっちゃうというのが面白い。

[佑圭子] それに色々出来るから、結構楽しかったですね。広がるしね、人脈というか。人間関係も広がるし。

[望] 忙しかったんじゃない?

[佑圭子] 忙しいけど、土日はSANKANYAって決まっていたんですけど、それ以外の日は役場の仕事もひと月10日間だけ働いて、決まった日は2日くらいしかなくて、あとは自分の好きなときに。

[望] 何かすごい自由なんですね、いいね。

[佑圭子] そういう自由があって。あとデザインの仕事は自分でやるので、自分で仕事を組めるというのが気分的に楽でした。忙しいときは忙しくて大変だけど、自分でコントロール出来るというのは、結構いいなと思いました。

[望] そんな働き方をしつつ、何年くらい?

[佑圭子] 1年間、その形態で働いて、次の年は役場で普通に臨時職員で、週5で月曜日から金曜日みたいな感じで働いていました。そのあと、今のストローベイルSANKANYAで働いている感じです。

[望] SANKANYAに入ってから今何年目?

[佑圭子] 1年臨時職員していたから間が空いているんだけど、続けて行きだして5年目です。道の駅も4周年だから、5年目だ。


一日カフェのはじまり~背中を押した友人の一言

[望] 今5年という話が出てきたから思いだしたけど、カフェも5年続けているんだよね。

[佑圭子] そうだね。もう5年になるかな、もうすぐ。

[望] 今、何回?って聞いたのに忘れちゃった。

[佑圭子] 47回、次が48回ですね、今月。おかげさまで、ありがとうございます。

[望] すごいよ。

[佑圭子] 常連さんなので、のんちゃんも。毎月のように来てくれて。
[望] 日にち合わないときは、持ち帰りで! とかって突然行ったり。
[佑圭子] 持ち帰りでも来てくれたらすごい嬉しいですよね。
[望] 夕方に閉まる直前に行ったり、迷惑な客だなって思うんだけど。
[佑圭子] いやいや嬉しいです。
[望] ぴーちゃんのやっているカフェは月1回なんだけど、地元のおんちゃんとかおばちゃんとかも来ていたり、もちろん若い人も来ているし移住者さんとかも来ているし、色んな人に愛されているなあというのが実感できる、行ったら。
[佑圭子] めっちゃありがたい(笑)。

[望] ぴーちゃんの、全然知らない人でも来ているお客さんと、ぴーちゃんと話しているところにふんわり入っていったりとか。

[佑圭子] でも結構地元のおんちゃんしゃべるのが楽しかったり。

[望] ゆったり交流できる感じ、癒されます。

[佑圭子] 嬉しいです。

[望] カレーもおいしいし、紅茶もおいしい。

一日カフェの定番カレーには季節の野菜がたっぷり
一日カフェの定番カレーには季節の野菜がたっぷり

[望] カフェをやることになったきっかけとかは?

[佑圭子] カフェは、ずっと私も食べることが好きでカフェも好きだったんですけど、うーん……。自分でやってみたいなあというのはずっとあったんですけど。

[望] 移住前から?

[佑圭子] でも移住前からはそこまでで。そのときはデザインのことをやっていたから、デザインをしたいなと思ってやっていたんですけど、一日カフェっていう仕組みを友達から教えてもらってから、そんなのあるんだと思って。で、やってみたいなと思って一日カフェというのを。それが多分きっかけかな。

[望] それは、カゴノオトさん?

[佑圭子] そうそう。カゴノオトさんの、こっしーっていうお友達がいるんですけど、こっちでカゴノオトっていうカフェを、今場所は移転しちゃったんですけど、四万十町の十和の方でオープンしていて、一日カフェという制度を作ってくれて、それでぴーちゃんもやってみたらって言ってもらっていたんですけど。

[望] カゴノオトさんが営業していない日、一日他の方カフェ使っていいよという形の制度。でもそういう使い方が出来るよって言われたら、じゃあやろうかなって思った?

[佑圭子] そうそう。で、うわあやりたい! って思って。やりたいと思っていたけど中々踏み出せなくて。背中を押してもらったんですけど、こっしーに。
私結構、完璧に全部、自分で用意して出来るようになってないと出来ないと思っていたんです。お客様にお金を頂いて、おいしいものを提供するわけだから、自分の中でめちゃめちゃハードルを勝手に上げていっている。やりたいやりたい言いながら中々やっていなかったんですけど、そういう話をカゴノオトのカフェに行ったときに、こっしーにしていたら「日付決めちゃいなよ!」 って。一日カフェをする日付を。えぇ!? ってなって。私まだそんなに準備出来てないですよみたいな。とりあえず決めちゃいなよって言われて、でも決めたらそれに向かってやるしかないから、やっていくんですけど。

[望] でも本当にやったからすごいよ。

[佑圭子] それで背中を押してもらってなかったら、未だに始めてないかもしれないじゃないですか。

[望] 5年間が始まってないかもしれない。

[佑圭子] それくらい、背中を押してもらったから。ちょっとしたきっかけが。今だったら分かりますね。

[望] 日付は決めるっていう。

[佑圭子] そうだね、大切さ、わかる。

[望] 私もだってこのライブ日付決めたからやった(笑)。ぴーちゃんこの日でって言ったから、じゃあやろうって。

[佑圭子] やっぱり最初から完璧なのってないよねってやってみて思った。

[望] 私は一日カフェに通い始めたのがここ3年とかじゃない? 長くても。その、どういう風に変わっていった? カフェ、最初と今と。

[佑圭子] 最初は手伝ってもらっていたの、カフェを一緒に。手伝ってもらっていて、お手伝いしてもらわなくなって、一人でやり始めたっていうのも大きな変化だし、毎回やっていくと手際だったりとか、どういう風にしたらいいというのが段々分かってくるというか。とにかく1回目は必死で必死で本当に。必死すぎて、しかも10人くらい来てくれて、のんびり私もおしゃべりしながらっていう、のんびりした1回目をイメージしていたんですけど、来てください来てくださいって色んな人に言い過ぎちゃったもんで、こっちの人みんな優しいから結構応援してくれて、来てくれるんですよ本当に。

[望] ええやんええやん。

[佑圭子] 一番多かったんじゃないかな。すごく楽しかったんだけど、もうね。

[望] いっぱいいっぱい?

[佑圭子] キャパオーバーでした、本当に。すごい1日だったなあという、今思いだしても色々出来てないこともたくさんあって、あのとき来てくれた人はごめんなさい、ありがとうございますって感じなんですけど。

[望] でもすごいよね。それを乗り越えて、慣れるまでやっていって。

[佑圭子] 毎日できるかどうか、それが最終的な目標なんですけど。

[望] 今、SANKANYAさんでのお仕事もあるからね。

[佑圭子] それもあって、とりあえず月に1回にしています。

[望] 月に1回、5年できたんだから。

[佑圭子] 月に1回だからね。

[望] やっぱり続けるのもすごいなあと思う。

[佑圭子] カゴノオトさんが場所を移転されることになって、四万十町の。

[望] で、要するに一日カフェをする場所が無くなっちゃったわけですよ、ぴーちゃんは。

[佑圭子] で、今は無くなっちゃったから、いなかパイプさんのカフェです。

[望] あそこも前からやってたのか、借りれるよというのは。

[佑圭子] そうだね、借りれるよっていうのは知っていたけど、そのときはカゴノオトさんでずっと借りていたから、そこでやっていたんだけど。今はいなかパイプさんの管理する旧広井小学校って廃校になっている小学校が、今シェアオフィスになっているんですけど、その一部がカフェスペースになっていて、そこを借りています。

[望] いつもありがとうございます。だからそういう場所があるっていうのはありがたいよね。四万十町なんですけど。

[佑圭子] そうそう、すごいありがたいですね。

[望] チャレンジ出来る機会みたいなのが必要だよなあと思う。実際ほんとにやってみないと上手くいくか分からないもん。

[佑圭子] いきなり本格的に始めちゃうと中々ハードルが高いけど、本当にありがたいですね、場所を借りられるのは。


人とのつながりがゆるくあるのがいいな

[望] 移住前と移住してこっち来てから、カフェを始めたことが一番そうだと思うんだけど、ぴーちゃんの中で大きく変わったなあみたいなものはありますか? 気持ちの部分でもいいし、暮らしはガラっと変わったじゃない? 会社員だけど、副業をしているし。ケーキ屋さんをやっている自分というのはあったの? どこかに。

[佑圭子] 来る前は、今の生活は全然想像していなかった。半年間の仕事が終わったら帰る予定だったし、まさかこんなに長いこと住んでいるとは思わなかった。

[望] 流れというか縁というか。

[佑圭子] 自分に合っていたというのもあるのかもしれない。じゃないと5年間も中々いれなかった。

[望] 自分に合っているというのは、どういうのが、色々あるんだろうけど。

[佑圭子] 色々あるけど、この辺の人はみんな本当に優しくて、人とのつながりがゆるくあるのが良いな、というのはあります。例えばケーキ屋さんで働いていても、地元の人も話しかけてくれるし、今日は暑いね~とか、普通に話しかけてくれるけど、実際そういうのって中々、地元に帰ってもそうだけど、そんなのは無くて、お店の人とね。

[望] ないね、確かにね。

[佑圭子] 話すとか、その辺の人とこんにちは~とか、挨拶しても「え?」みたいな、都会だったらそうなんだけど、そういうゆるく繋がっているような感じが。顔は見るけど、お店来る人とかだったら。名前知らなかったりとかね。中々名前を覚えることはない。見るけど、よく会うけど名前知らないねとか。

[望] 他で会ったときに、あっ誰だっけ! って。でも向こうは普通に「おぉ!」みたいな感じで話しかけてくるから、あっ! ってなるっていう。

[佑圭子] そうなんですよね。そういうのがすごい良いなあと私は思います。

[望] いいね、ゆるく繋がって。

[佑圭子] 結構、同年代の、のんちゃんもそうだし、移住して来ている友達とかも、結構みんな何となく繋がっている感じも。

[望] 全然ベタベタした感はないけどね。

[佑圭子] いつも一緒に居るじゃないけど。

[望] そうんだよね。ぴーちゃんとは久しぶりってやつですよね、こんなゆっくり話すのは。カフェ行ったときは話すけど。

[佑圭子] 普段そんなに遊ぶかって言われたらね。

[望] プライベートでここ遊びに行こうよとか意外とないね。1回もないんじゃないの、もしかして。

[佑圭子] ないかも。1日カフェにのんちゃん来てくれたときにゆっくり話したりとか、そういうのもあるから、全然疎遠じゃない。そういうの感じたことないんで。

[望] 確かに、ちゃんと友達ですから(笑)。

[佑圭子] 一応言っておくけど。

[望] でも今は本当にカフェとかはありがたいよ、ああいう場があるのは。

[佑圭子] 私もすごいありがたくて、自分が誰かのところに出かけなくてもみんな来てくれて、みんなに会えてっていうのが、私一番おいしいなって。

[望] みんな、会いにいこうね。ぴーちゃんに会いに行きましょう。

おいしいものを食べながらおしゃべり
おいしいものを食べながらおしゃべり

自分のお店を持ちたいので、場所、募集中です!

[望] ぴーちゃんにこれからやりたいことを聞きたい。

[佑圭子] やりたいこと……。

[望] ここで宣言しちゃおう、そしたらやるから。はい宣言、お願いします。

[佑圭子] やっぱり自分のお店がしたいので、出来る場所を探しています。空き家とか何でも、こういうところ出来るよ~みたいなのがあったら、是非教えてください。

[望] 場所を提供してくれたら、そこにカフェがオープンしますんで!

[佑圭子] そうね。

[望] 自分のお店ね、でもこれは本当に夢だよね。

[佑圭子] お店持ちたいですね。毎月やっているんですけど、やっぱり楽しくて。だいぶお客さんが少ないときも多いときも、皆さんのおかげで。是非実現させるために、場所の提供をよろしくお願いします!

[望] 出来たら四万十周辺でね。うちの近くだったら嬉しいな。四万十町とか、四万十市とかね。

[佑圭子] 応援ありがとうございます。


配信方法:Facebookライブ
リアルタイムで聞けて、コメントで質問や交流ができるのがライブ配信の醍醐味!
夜8時から30分間の配信です。
詳しい日程のお知らせは下記Facebookページやメルマガ「移住女子からのお便り」をチェック。

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