四万十市地域おこし協力隊
の佐倉桂さん主催のDIY体験会8月23日(日)に参加してきました!
佐倉さんは建築士の資格を持っている女性です。
関東から移住して来られました。
ちなみに、同じ四万十市なんですが、私の住んでいる地域とは場所でいうと対角線上で真反対の地域にいて、彼女の家まで行こうとすると車で1時間くらいかかります(笑)
原状回復を基本としたDIYなので、空き家を賃貸で借りている移住者の方の参考にもなりそうな話がたくさんあったのでシェアしますね。
講師の赤尾宣幸さんの考え方がステキだったんですよ。
『DIYは発想力』
安全に、その場にあるもので柔軟に、アイデアで悩みを解決していくのが、DIY
だから、力のない女性でも、お金があんまりなくても、たくさんの材料を揃えなくても、たくさんの電動工具を持ってなくても、最低限の道具と材料をそろえれば、簡単に、楽しんでDIYができるんです!
初めて使う道具の安全な使い方も、丁寧に教えてくださいました。
今回、実際にやった作業は…
- 網戸レールのない窓に網戸を作って部屋に風を~♪
- 冬の底冷え対策!置くだけ簡単な床断熱
- 床下の湿気を元から断つ方法
網戸の作業の様子を少し詳しくレポートしてみます。

ここ↑の掃き出し窓に網戸をつけました↓

使った道具
- インパクトドライバー
- ノコギリ
- 差し金
- 巻き尺
- ぼろ布(ニス塗り)
ホッチキス
使った材料
- 1×4材
- ビス
- 網
- ニス
人の出入り(開け閉め)ができるように網戸をつけます!網戸レールはありません。原状回復が前提なので、お家を傷つけない方法で作ります。

こんな感じでぴったり切り込みを入れて、枠を作ります。

材はすべてノコギリで切ります。早く、正確に切るコツをレクチャー!

縦に2本、しっかりピッタリとはまりました。次に横の材を切って、ビスで止めていきます。

協力隊の佐倉さん
女性でもやり方を教えてもらえば、電動工具も使えます。力がない人はねじの頭のところを押さえるとブレないよ、と教えてもらいました。
私も打たせてもらいました。外す時のことを考えて、ネジをつぶさないように慎重に。
写真はないですが、このあとはニスで色を塗って、乾く間にほかの作業へ。
さあ、ニスも乾いて、そろそろ網を張ろうか、というところで問題発生!
ホッチキスがうまく止まりません。針がもう少し大きければ…とのことですが、針はこれしかないので、さあどうしましょう。
いくつか案は出ましたが、今回は1×4材で挟んで止めようということになりました。より頑丈な網戸っぽくなった気がします。

外側の材が色が違うのはまだニスを塗ってないから~あとは好きな色で塗れば完成!
暑い中での作業でしたが、佐倉さんの創意工夫で時折、屋根からシャワーが。

プロの大工さんにお金を払ってお願いすれば、もっと早くもっとキレイにもっとちゃんとしたものができるのでしょうけど、自分たちで作ったという達成感は、DIYでしか味わえません。
ちなみに、参加者さんのほとんどは1~6年目の移住者さん。今住んでいるお家に長く住みたいからこそ、もうちょっと快適にできたらな、という思いで参加されていました。
講師の赤尾さんは全国あっちこっちでDIYワークショップをされているそうです。ちょいちょい飛び出すオヤジギャグ?軽快なトークでまわりを和ませながら、みんなでワイワイする作業は楽しいですよ!
うちでも開催したいなー。床下の湿気対策や簡単な床断熱の作り方もとても興味深かったです。機会があればお伝えしますね。
赤尾さん、協力隊の佐倉さん、四万十市企画広報課の担当者さん、参加されたみなさん、暑い中お疲れ様でした。ありがとうございました♪